一日葬とは?費用相場から内訳、流れを解説

一日葬とは?費用や内訳、流れを解説

一日葬とは、通夜は行わず告別式と火葬のみを行う1日で完結する形式の葬儀です。近年増えていますが、新たな形式のため馴染みのない方も多いのではないでしょうか。今回は一日葬の費用や流れなどを詳しく解説し、向いているケースや注意点なども合わせてご紹介します。

一日葬とは?

家族葬との違い

一日葬のメリット

故人と過ごす時間の選択肢が増える

遺族・参列者の負担が減らせる

一般葬に比べて費用をえられる場合がある

一日葬のデメリット

周囲の理解を得る必要がある

参列者が限られてしまう

後日弔問対応が増える可能性がある

一日葬が向いているケース

参列者の多くが高齢者や遠方に住んでいる方の場合

一日葬の費用相場の内訳

葬儀の施行費用

参列者のおもてなし費用

宗教者に支払う費用

一日葬の流れ

逝去・安置

葬儀社との打ち合わせ

納棺

葬儀・告別式

火葬・お骨上げ

繰り上げ法要

まとめ

一日葬とは、通夜をせず、一日で告別式と火葬を執り行う形式の葬儀のことです。基本的に葬儀は1日目の夜に通夜式、2日目に葬儀・告別式・火葬と、2日間に分けて執り行うのが一般的です。しかし一日葬では通夜を省略して、葬儀・告別式、火葬を1日で行います。

家族葬との違い

家族葬とは、新聞のお悔やみ欄に載せず、遺族や親族、親しい友人など、参列者を限定して小規模で執り行う形式の葬儀です。喪主や遺族が葬儀の準備や参列者への気配りなどに負担をかけることなく、ゆっくりと故人を見送れるなどのメリットがあります。

詳しく知りたい方は家族葬についてより詳しく知りたい方はこちらの 家族葬について をご覧ください。

【家族葬について】
一日葬と家族葬は、「通夜の有無」と「新聞掲載の有無」に違いがあります。一日葬は葬儀の工程を1日で完結させる形式ですが、必ずしも新聞に載せないというものではありません。一方、家族葬は新聞に掲載せずに参列者を限定する葬儀形式であり、葬儀の流れは一般的なものと変わりません。

葬儀の工程を1日でまとめて執り行うことで、どのようなメリットがあるのでしょうか。

故人と過ごす時間の選択肢が増える

一日葬は通夜がない分、故人との時間が短くなるのではないかと思われる方もいらっしゃいます。しかし、基本的には死後24時間経過しないと火葬出来ないという法律があるため、通夜の有無にかかわらず、一晩は故人を安置しておく必要があります。通夜をしないということは遺族がその時間をどのように過ごすか基本的には自由なので、そこは一日葬のメリットと言えるでしょう。

遺族・参列者の負担が減らせる

一般的な葬儀は、通夜と告別式と2日間分の準備が必要です。一方、一日葬は通夜を省けますので親戚や参列者は一日のみの参加となり、交通費や時間的な負担を減らすことができます。

一般葬に比べて費用をえられる場合がある

一日葬の場合、お通夜に出す料理、通夜振る舞いが不要になるのでその分コストを抑えられます。また、葬儀代とは別に、遠方から来る親戚の交通費や宿泊費を遺族が負担する場合があります。

一日葬は通夜を行わないため、以下のようなデメリットが考えられます。

周囲の理解を得る必要がある

都心部では増えてきている一日葬ですが、奄美ではまだ普及しているとは言えない状況です。
親戚や参列者が多い場合は、一日葬で行う旨を説明し理解を得る必要が出てくるでしょう。その為、お付き合いが多い方の葬儀の場合は一日葬にはあまり向いていないと言えます。

参列者が限られてしまう

一日葬の場合、告別式を午前〜正午あたりに執り行うことが多いため、時間帯の関係で参列者が限られてしまう可能性があります。
通常、通夜式は夜に行うため仕事を終えてから参列できますが、告別式だけだと仕事などで都合がつかず参列できない方が増える可能性もあります。そのため必ず参列いただきたい方には、調整が可能か事前に確認しておくとよいでしょう。

後日弔問対応が増える可能性がある

一日葬は上述したとおり日中に執り行うことが多いため、仕事や学校などの都合がつかずに参列できない方が増える可能性があります。そのため「焼香だけでも」という希望者が増えて、後日自宅への弔問客の対応に追われるかもしれません。
故人と生前に親しい方であっても遺族とは面識がない場合もあり、自宅に招き入れることに負担を感じる方もいらっしゃるでしょう。

一日葬にはメリットもデメリットもありますが、どのようなケースが向いているのでしょうか。

参列者の多くが高齢者や遠方に住んでいる方の場合

近年では高齢化に伴って喪主や遺族、参列する方々も高齢化が進んでいます。1日で執り行う一日葬の場合、参列者の負担も軽減できるため適しているといえます。また遠方の方が多く日帰りが難しい場合、仕事や学校を2〜3日休む調整が必要です。そのため、1日で完結する一日葬は調整がしやすく、遠方に住んでいる方にも負担のない形式となります。

一日葬にかかる費用の内訳をご紹介します。1日葬の費用はおもに以下の3つに分類できます。

●葬儀の施行費用

●参列者のおもてなし費用

●宗教者に支払う費用

葬儀の施行費用

葬儀を執り行うためにかかる必要最低限の内容です。葬額のうち大きな割合を占めるでしょう。棺や祭壇などは種類もあり選ぶグレードによって変わりますが、葬額の4〜6割となることが一般的です。

  • 搬送:ご遺体を搬送するため寝台車を準備し、病院から自宅や葬儀会場まで搬送する費用です。
  • 安置:葬儀場に安置するための場所の手配や、ドライアイスなどの費用です。
  • 納棺:ご遺体を納めるための棺や衣装、納棺にかかる費用です。
  • 遺影:遺影写真の額縁や写真の修正にかかる費用です。
  • 祭壇:祭壇やお供えする供花や供物、それらを用意するための費用です。
  • 人件費:葬儀の司会や運転手などスタッフの人件費です。

参列者のおもてなし費用

一日葬の場合でも、会葬礼状や返礼品、飲食接待費など、参列者をおもてなしする費用は発生します。会葬礼状と返礼品は、受付で香典を渡した参列者にお渡しします。
また飲食接待費は、参列者に提供するお茶やお菓子、食事などの費用です。食事の席を設ける場合は、人数や料理の内容によって金額が変動します。

宗教者に支払う費用

葬儀に宗教者を呼ぶ場合には、その費用が必要です。宗派によってかかる内容や金額は異なりますが、仏式の場合には僧侶の読経や故人の戒名のお礼を僧侶にお布施として支払います。中には、お車代や御膳料をお渡しするケースもありますが、奄美では別で包むのではなくお布施として含まれていると考える場合が一般的です。

一日葬は通夜式を執り行わない点が一般的な葬儀と異なりますが、そのほかの工程は変わりません。一日で完結させるため、スムーズに進行できるよう流れを把握しておきましょう。

逝去・安置

故人が病院で亡くなった場合は、葬儀社が迎えに来るまで病室で待つか、一旦霊安室に安置されますが、基本的には数時間ほどしか安置できません。葬儀社へ連絡して、車の手配とご遺体の搬送を依頼します。安置する場所は葬儀社の式場か自宅かを希望します。

葬儀社との打ち合わせ

葬儀社と葬儀についての打ち合わせを進めます。おもに下記の内容を決めていきます。

  • 喪主
  • 葬儀の規模・形式
  • 日程
  • 見積
  • 葬儀会場
  • 僧侶の手配 など

納棺

故人を棺に納めることを納棺といいます。
このとき、棺の中に副葬品を入れられます。副葬品には、生前に故人が愛用していたものでタバコやお菓子、着ていた衣類などが選ばれることが多いです。金属や破裂の恐れがあるものは火葬場が禁止しているので、入れていい物か分からない場合は葬儀社のスタッフに確認するのが望ましいでしょう。

葬儀・告別式

納棺が済んだら、葬儀・告別式を行います。ここからは一般的な葬儀の流れと変わりません。僧侶の読経と参列者の焼香を行い、最後に棺に花を入れて蓋をして出棺となります。そして霊柩車で火葬場へと向かいます。

火葬・お骨上げ

火葬場に到着したら、火葬場にて焼香を行います。火葬が始まってから2時間ほど待機し、火葬が終わったらお骨上げをします。お骨上げは、二人一組で故人の骨を足元から上半身へと順に箸渡しで拾い上げて骨壺に納めていきます。

繰り上げ法要

以前は火葬後、お墓で納骨を行い、また式場もしくは自宅にて繰り上げての三日七日(初七日)や四十九日の法要を行っていました。
しかし近年では、遺族や親族の高齢化に伴いなるべく負担がないよう、火葬場で法要を繰り上げて行うケースが増えました。

一日葬は通夜を行わないため、遺族や参列者の負担を軽減できるというメリットがあります。しかし、一日葬を行う場合には、親戚や参列してほしい人など周囲に理解を得る必要などもあるため、注意点を把握しておきましょう。

奄美の一般葬とは?家族葬との違いや費用相場・流れを解説

一般葬

一般葬とは、古くから現在にわたって行われるもっとも標準な形式の葬儀です。社会の変化に伴って葬儀のスタイルも変化していますが、一般葬は伝統を重んじる方や社会的な親交が多かった方などに適応しており滞りなく行えます。今回は奄美での一般葬についてメリット・デメリットや標準の流れ、進め方のポイントについて解説します。

一般葬とは?

家族葬との違い

参列者の範囲

一般葬が向いているケース

一般葬のメリット

葬儀後の弔問対応の負担が少ない

故人と縁のあった方へ直接感謝が伝えられる

参列者との思い出を通じて故人を偲ぶことができる

幅広い知人や関係者と共にお見送りができる

お香典があるので自己負担額が減る

一般葬のデメリット

手配や準備の負担がかかる

参列者対応を行う必要がある

費用プランが高額になる傾向にある

一般葬にかかる費用相場

一般葬を行う際のポイント

参列者の人数をある程度把握しておく

参列者の人数にあわせた式場を選ぶ

葬儀の案内には余裕を持たせる

まとめ

一般葬は、通夜式と告別式の宗教的儀式を二日間執り行う、伝統的かつ標準な形式の葬儀です。葬儀への参列者は、限定することなく幅広い関係者に参列いただきます。故人の遺族や友人、職場関係者など、生前に関わりのあった方々に参列いただくため、葬儀の規模が大きくなります。
現在では、社会環境の変化などさまざまな背景によって葬儀の形式も変化しています。家族などの近親者だけで執り行う「家族葬」や、通夜式を行わず告別式と火葬のみの「一日葬」などがその例です。現代のさまざまなスタイルの葬儀と区別するため、古くから一般的に行われてきた葬儀であることから「一般葬」といわれています。

家族葬との違い

家族葬は、参列者を遺族や親族、親しい間柄の方に絞って執り行う葬儀です。参列者は限定されているため、小さな規模で行います。葬儀の流れは基本的に一般葬と同じですが、近親者のみでの葬儀となるため、地域のしきたりや宗教などの伝統にとらわれすぎない形式で故人を偲べます。

参列者の範囲

一般葬は家族葬との違いでもあるように、参列者の範囲を限定せず幅広い方に参列いただきます。一般的な参列者の範囲は下記をご覧ください。

  • 遺族
  • 親族
  • 故人の知人・友人・職場関係者
  • 遺族の知人・友人
  • 地域のコミュニティ など

一般葬が向いているケース

近年では、一般葬のほかにもさまざまな形式の葬儀があるため「どのような葬儀の形式がよいのかわからない」という方も多いことでしょう。ここでは一般葬が向いているかどうかを判断するポイントをご紹介します。

【一般葬が向いているか判断するポイント】

  • 故人に友人や知人が多かった
  • 故人がまだ若かった、もしくは現役
  • 地域の風習や儀礼を尊重する

故人が多趣味だったり自治会などで役員を務めていたりすると、勤務先以外にも交流やつながりが多くなるため、共通の友人や知人がたくさんいらっしゃるでしょう。この場合、葬儀への参列を希望する方も自然と増えるため一般葬が向いています。
また故人が若くして逝去された場合には、職場関係者や学生時代の友人などの交流、SNSのつながりなどもあるため、参列者が増えることが見込まれます。
また儀礼を重んじる親族が多い場合や、地域の風習に合わせて葬儀を行う場合にも一般葬が選ばれます。

社会環境の変化に伴い、一般葬以外の形式を選ぶ方も多く見られるようになりましたが、一般葬を行うメリットには何があるのでしょうか。

葬儀後の弔問対応の負担が少ない

一般葬は通夜や告別式に多くの方に参列してもらい、一度でお別れができる葬儀です。家族葬のように参列者を限定すると、後日自宅に弔問客が増える可能性が高く、対応に負担が生じるといった心配があります。一般葬ではそのような負担が少なくすむでしょう。

故人と縁のあった方へ直接感謝が伝えられる

一般葬では故人と縁が深かった方や、お世話になった方々も多く訪れます。普段ではなかなかお会いする機会がない方にも、直接遺族からご挨拶ができ感謝の気持ちを伝えられます。葬儀の場でお会いするのがおそらく最期の機会なるため、幅広い方々に参列いただく一般葬は大切な場となるでしょう。

参列者との思い出を通じて故人を偲ぶことができる

故人と生前お付き合いが深かった方でも、遺族とは面識がないということはよくあります。古い友人や地域とのつながりなど、遺族の知らない故人の一面を新たに知る機会が持てるでしょう。学生時代はどんな人だった、会社ではこんな風にお世話になったなど、故人の想い出をみんなで共有しながら偲ぶことができます。

幅広い知人や関係者と共にお見送りができる

一般葬では、多くの方と一緒に故人と最期のお別れができます。葬儀の参列者を限定したり、弔問をお断りしたりすると、「葬儀に参列したかった」という後悔の念が寄せられ、思わぬクレームなどに発展する可能性もあります。多くの参列者が見込まれる場合には、一緒にお見送りができる一般葬であれば安心です。

お香典があるので自己負担額が減る

一般葬というと家族葬と比べて高いイメージをもっている方もいるでしょう。実際に参列者が多いとその分、料理や返礼品などを準備する必要があります。しかし参列してくれた方の大半はお香典を包んでくれますので、お香典を葬儀費用に充てることで最終的な自己負担額が減ります。

一般葬にはデメリットとなる部分もあります。場合によっては負担に感じてしまうこともあるでしょう。

手配や準備の負担がかかる

葬儀では、通夜や告別式を執り行うための打ち合わせや準備することなど、やることは多岐に渡ります。参列者が多いと配慮しなければないことが多くなり、負担がかかりやすくなります。

【準備することの一例】

  • 通夜振る舞いや精進落としなどのおもてなし料理の内容や数量
  • 供花や供物の依頼をとりまとめ配列順を決める
  • 火葬場へ移動する際の車両を手配する
  • 受付や会計の担当者を決めて依頼する など

参列者対応を行う必要がある

参列者が増える分、ご挨拶や対応も増え常に気配りしなければなりません。通夜や告別式の当日も慌ただしく過ぎるため、故人をゆっくり偲ぶことが難しくなります。葬儀が終わってから、故人ともっとゆっくりとお別れしたかったと感じるかもしれません。

費用プランが高額になる傾向にある

一般葬は、小規模な家族葬と比べると費用は高くなる傾向にあります。参列者の人数が増えるため、会葬返礼品や通夜振る舞いなどの人数が増える分、葬儀費用はかさみます。しかし、その分お香典としてお気持ちをいただくので、費用のすべてが自己負担というわけではありません。

一般葬にかかる費用は、50~80万円くらいが相場です。プランや参列者の数によって相場が変動します。またプランに含まれておらず、別途必要となる費用もあります。

【参列者によって費用が変動するもの】

  • 会葬返礼品

会葬返礼品は参列に対する感謝の気持ちを込めて、参列者へお贈りする品物です。500~1,000円(一人あたり)の品物が選ばれます。参列者の人数分を用意する必要があります。

  • 香典返し(即日返し)

香典返しは、香典をいただいた方にお礼としてお渡しする品物です。本来は、四十九日の後にお贈りするのが基本ですが、通夜や告別式当日にお返しすることもあります。その場合には「即日返し」といわれます。

  • 通夜振る舞い

通夜のあとに参列者に振る舞う食事です。数量は参列者の半数ほどを想定して、大皿で用意するのが一般的です。金額は2,000~3,000円(一人あたり)ほどが目安です。

  • 精進落とし

精進落としは四十九日の法要のあとにいただく食事ですが、現在では火葬のあとに初七日法要を行い、その流れで食事をすることが一般的になってきました。2,500~5,000円(一人当たり)くらいを目安に、人数分を御膳で準備します。

【別途費用が必要となるもの】

  • 僧侶へのお布施や戒名料
  • 斎場使用料・霊安室使用料
  • 火葬料 など

一般葬を行うにあたり、滞りなくスムーズに進めるポイントをご紹介します。

参列者の人数をある程度把握しておく

一般葬では、参列者の人数の把握が難しくなります。親族や職場関係、友人や知人、ご近所などそれぞれのお付き合いの仲から人数を見積もります。携帯電話に登録されている方や、年賀状の数量も参考にできます。葬儀の規模や準備品、費用などにも大きく影響するものですので、正確な予測を立てることがポイントです。まったく予測が立てられない場合には、葬儀社のスタッフに相談してみましょう。

参列者の人数にあわせた式場を選ぶ

参列者の予測を立てたら、人数の規模に適したサイズの式場を選びます。式場が小さいと参列者が入りきらずあふれてしまい、式場が大きいと参列者が少ないように見えて少し寂しい印象になります。
また式場のサイズによって使用料が異なるため、参列数の割に規模の大きい式場を選んでしまうと費用も無駄になります。式場使用料がプランに含まれている場合は問題ありませんが、別途使用料が必要なプランもあるため注意が必要です。

葬儀の案内には余裕を持たせる

葬儀の案内も大切です。親族や親しい友人には、なるべく早めにお知らせをします。とくに遠方に住んでいる場合は、式場までの移動を考慮する必要もあります。
一方、職場や地域のコミュニティ、学生時代のサークルなどへの連絡は葬儀の日程が決まってから連絡を入れます。窓口となる方へ連絡し、周囲へも連絡いただくようお任せします。一般葬の案内では、幅広い方々に訃報と葬儀の連絡が行きわたる必要があります。連絡の優先順位なども考慮し、可能であれば窓口から伝達してもらうことで遺族の負担を軽減しつつスムーズに幅広く案内ができます。

一般葬は昔から行われてきた葬儀であり、もっとも標準的な形式です。お付き合いのあった多くの方々に参列いただけるでしょう。現在ではさまざまな葬儀のスタイルがあり多様化しています。故人の意向や生前のお付き合いなどを考慮し、家族や親族と相談しながら、最適な選択ができるとよいでしょう。

奄美の家族葬とは?費用や流れ、どこまで参列者を呼ぶべきかを解説

家族葬は、現代のニーズに即していることから選ばれることが増えています。しかし「なにか特別なことをするのだろうか?」と疑問を持たれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回は、家族葬について詳しく解説し、どこまで参列者を呼ぶべきかなど知っておきたいポイントをご紹介します。

全国的に家族葬とは、家族や親族、親しい友人・知人などごく親しい方々のみで執り行う葬儀のことをいいます。
しかし、奄美の場合は家族葬でしたいと思っていても、人と人とのつながりが深く、どこからか聞いて最終的には100名以上の方が参列してくれるケースもあります。
実際には家族葬についての明確な定義はないのですが、奄美では新聞のお悔やみ欄に掲載するかしないかというのが、一つの線引きになるといえます。
皆さんにお知らせをするのか、それとも家族葬でするのかは、ご家族でよく話し合って決めることが大切になってきます。

密葬との違い

家族葬と似ており、よく混同される葬儀の形式に「密葬」があります。密葬とは、家族や親しい人だけで内々に執り行う葬儀です。そして後日改めて一般参列者向けの「本葬」を執り行います
密葬はまずは親しい方々のみで静かにお別れしたいという気持ちに応えるためのものであり、本葬を前提として執り行われます。密葬は後日本葬をセットで行うという点が、家族葬との大きな違いです。密葬は、著名人や企業の経営者など、葬儀に非常に多くの参列者が見込まれる方の場合に行われます。

葬儀費用とは大きく3つに分けられます。

  • 儀式費用・・・祭壇や棺、霊柩車、骨壺などの葬儀式で必要なもの。
  • 司式者への費用・・・お寺へのお布施など。無宗教の場合はかかりません。
  • 接待費・・・香典返し代や飲食代など、人数によって変動するもの。

一般葬と家族葬の費用の大きな違いは接待費です。一般葬のように沢山の方が参列すれば必然的に接待費は増えます。
お葬式を執り行うための儀式費用は、家族葬でも選ぶプランや内容によって負担が異なります。
お坊さんや神父さんなど司式者に対しての費用も宗教によって違ってきます。

家族葬のメリットについてご紹介します。

故人とのお別れの時間をゆっくり取れる

家族葬の場合、故人様との最後の時間をゆっくり過ごせます。家族葬は、参列者を少なくすることで準備にかかる手間を軽減できます。そのため、葬儀の準備や当日の対応に追われることがなく、故人とのお別れの時間をゆっくりとれます。

参列者対応の負担が軽減される

一般葬は、家族葬よりも参列者が多くなるため、参列者への配慮や対応に追われます。家族葬の場合は、そのような負担を軽減でき、心身ともにゆとりを持てる点がメリットです。

家族葬はメリットがある一方で、注意しなければデメリットとなる部分もあります。

葬儀後の弔問客対応が増える可能性がある

家族葬では、葬儀が終わった後に訃報を聞いた方が弔問に来る可能性があります。葬儀の参列者を限定していたために、葬儀に参列できなかった人が増えることになります。
弔問の対応をする機会が増えると、遺族の負担は少なくはありません。葬儀後は遺品の整理や手続き関係など、さまざまな対応に追われることになります。そのような状況のなかで、弔問の対応を並行して対応しなければなりません。故人様とは親しい仲だったとしても、自身とは交流がない人を自宅に招き入れることに抵抗を感じる方もいらっしゃるでしょう。
葬儀後の弔問客の対応に困らないためにも、家族葬にするかの判断は慎重に行う必要があります

参列者の選別が難しい

家族葬は家族だけで執り行うわけではなく、親しい間柄の方も含まれます。しかし親しい方というのは基準が不明確なものであり、参列者の選別に迷ってしまう可能性があります。
「葬儀に呼んでほしかった」と不満につながる恐れもあり、後にトラブルとなることもあります。そのため、葬儀の前には知人へ訃報の連絡をしておき、家族葬である旨を伝えておくことで、事情を理解してもらいトラブルや不満につながるケースを避けられるでしょう。

一般葬に比べて香典合計金額が低い

家族葬の場合、参列者が少なくなることから一般葬よりもお香典を受け取ることが見込めなくなります。お香典の費用を葬儀代に割り当てることができず、家族が実際に払う自己負担の割合が高くなることが考えられます。
家族葬では香典を受け取ることが少なくなる点を把握しておけば、家族葬のプランや内容を計画しやすくなります。

家族葬を執り行ううえで大切なポイントをご紹介します。

訃報の連絡について

家族葬で訃報を知らせるのは、葬儀に参列してもらう近親者に絞るケースが多いです。訃報が知れ渡ると故人の友人や知人は、「呼ばれてないけど参列したい」「参列すべきなのか?」などと混乱を招くことになります。
訃報の連絡は、参列してほしい方などに留めておきます。

また、葬儀のあとに家族葬を行った旨を挨拶状や地元新聞で伝える方もいらっしゃいますが、生前のお付き合いが多い方や家族のお知り合いが多い場合などは特に注意が必要です。後日お知らせすることで、「各々の都合で自宅に弔問にきてその対応に追われた」「お顔を見てお別れしたかったのに…と言われて困った」などのご家族のご意見をよくお伺いします。

なので、誰にお知らせするのかはご家族でよく話し合っておく必要があります。

参列をお断りする場合の対応方法

実際に参列をお断りする場合、以下の内容を伝えるとよいでしょう。

  • 家族葬である
  • 近親者のみで執り行うため参列をお断りする
  • 故人の意向である

また弔問や香典に関してもお断りする場合、その旨を伝えるようにします。故人の意向であることを伝えることで、トラブルや不愉快な思いにつながるようなことを防げます。

遺族の服装について

家族葬の場合も一般葬と服装は変わりません。

家族葬は近年では増えてつつあるため、参列する立場となるケースもあるでしょう。訃報の連絡を受けた場合には、どのように対応するのがマナーなのでしょうか。

参列の判断について

訃報の連絡を受けて「家族葬」と聞いたけれど、参列はどうすればいいんだろう悩んでしまうケースもあるでしょう。
一般的には、訃報の連絡の内容に参列をお断りする旨が記載されている場合は、参列しないのが基本です。。または、葬儀の会場や日程などが記されていないこともあります。これらのケースでは参列を控えます。
一方で、葬儀の会場や日時が記されて、なおかつ参列をお断りする内容がなければ参列しても問題ありません。会場の連絡やお断りの文言によって判断できますが、判断がつかない場合には遺族に確認すると安心です。

香典について

家族葬に限らず、遺族から香典を辞退する内容の連絡があった場合は無理に渡さないのがマナーです。供花なども避けたようがよいでしょう。香典辞退の連絡がとくになければ、持参します。香典の相場や渡し方のマナーは一般葬と変わりません。

参列する際の服装について

家族葬に参列する場合は、基本的には準喪服を着用します。遺族から「平服で」と案内された場合には、略喪服を着用します。略喪服は、黒やダークカラーのスーツやワンピースです。

以上、「家族葬」についてご紹介しました。時代の移り代わりなどの背景から家族葬を選ぶ方が増えている一方、実際の家族葬ではトラブルになる場合も多くなってきました。そのため訃報の連絡や参列者の選定などポイントを押さえておくことで、滞りなく進められるでしょう。

もっと詳しく家族葬について聞きたい方は下記からお問い合わせください。
お電話や青葉社の公式ラインでも、対応しております。
実際にかかる費用に近い形でのお見積りなどもご用意できます。